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上限金利特約付き変動金利(キャップ付)

(1)上限金利特約付き変動金利(キャップ付)の仕組み

  1. 特約期間中(5年,10年など)は、金利の上限が設定されている変動金利です。
  2. 金融機関によって異なりますが、特約期間終了後の金利タイプは、変動金利型・上限金利特約付き変動金利型・固定金利特約型(期間選択型)からの選択となります。
  3. 特約期間終了後の次の金利は、その時の金利水準が適用されます。
  4. 特約期間中は、金利タイプの変更ができません。

(2)上限金利特約付き変動金利(キャップ付)の特徴

  1. 特約期間中は、どんなに金利が上昇しても、あらかじめ設定した上限金利を超えることはありません。
  2. 多くの金融機関(約80%)がこの金利タイプを扱っていません。

(3)上限金利特約付き変動金利(キャップ付)のメリット

特約期間中は、金利の上限が設定されているので変動金利ほどのリスクを負担せずに、変動金利のメリットを受けられます。
金利が下がれば利息が少なくなるので、返済月額が低くなります。

(4)上限金利特約付き変動金利(キャップ付)のデメリット

  1. 契約時の金利は、変動金利より高くなります。
  2. 上限金利があるとは雖も、変動金利と同じく金利上昇時のリスクがあります。
  3. 特約期間終了後は、通常の変動金利に戻り、変動金利のデメリットを受けます。

    金利が上がれば利息が多くなり、返済月額が高くなります。金利上昇の度合いによっては未払利息が発生し、最悪、ローンの終了時期になっても支払いは終わりません。

(5)上限金利特約付き変動金利(キャップ付)の最適なケース

変動金利を選びたいが、当面は、金利上昇時のリスクを引き受ける資産構成ではない。でも、上限金利までの上昇なら許容できる場合など。当面の特約期間が過ぎる頃までには変動金利の上昇リスクを引き受けられる資産が出来る見込みがあるときなど。

金利が高い水準にある時期や下降期にある場合は、基本的に変動金利が適します。そのような情勢の中にあっても、金利の上がる要素がある場合にこの金利型を選べばリスクが軽減されます。

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