実戦住宅ローン

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固定金利(全期間)

(1)固定金利(全期間)の仕組み

  1. 当初の適用金利が返済終了まで変わらずに固定です。
  2. 借入れ期間の長いローンほど金利が高くなります。

    長いローンになればなるほど金利の予測が難しいため、融資金融機関は適用金利を高くして自行のリスクを低くします。

  3. 固定金利は、10年国債利回りの動きに連動しています。
  4. 金融機関によっては途中で金利タイプの変更が出来ます。

    固定金利から変動金利または固定金利特約型(期間選択型)へ。出来ないよりは出来る金融機関で借りた方が、将来の柔軟な対応がしやすいです。

(2)固定金利(全期間)の特徴

  1. ローンを組んだ時点で毎月の返済額や総返済額が確定します。

    なお、元利均等返済なら、初回から最終回までの返済額が同じ金額になります。元金均等返済の場合は、返済するたびに次回の返済額が少なくなります。

    下図は、元利均等返済と元金均等返済の返済額のイメージ図です。シミュレーションの数値を元にグラフ化していますので正確なイメージ図です。

    元利均等返済   元金均等返済
    前提条件:
    固定金利
    当初金利:2%
    借入金額:4千万円
    返済年数:30年

  2. この金利タイプを扱わない金融機関(約35%)もあります。

    注意点としては、全期間固定金利を扱わない金融機関はもちろんの事、多くの金融機関ではこの金利タイプの十分な説明がなされていないことです。

(3)固定金利(全期間)のメリット

  1. 将来、金利がいくら高くなってもローンの金利は変わらないので返済額が上がることは一切ありません。

    自分の払える範囲でのローンを借りれば、収入が激減しない限りローンの最後まで払える返済額であり続く安心があります。

  2. 元利均等返済の場合は初回から最終回まで返済額が同額なので家計の計画が立てやすいです。

(4)固定金利(全期間)のデメリット

将来、金利が下がっても返済額が下がることは一切ありません。

(5)固定金利(全期間)の最適なケース

金利が低い水準にある時期や上昇期にある場合で、将来的に金利は上がると予想できる場合にこの金利型を選べば他の金利型よりも総返済額が少なくなる可能性があります。

下図は、長期国債(10年)の過去30年間の金利推移ですが、丸で囲ったような金利の低水準期には固定金利が選ばれます。

長期国債(10年)
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