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住宅ローンとマイナス金利

公開日 2016年1月31日

日本銀行は、1月29日の金融政策決定会合で3階層式のマイナス金利政策を行うことを決定しました。アベノミクス+黒田日銀総裁がこれまでに行ってきた経済政策の異次元緩和は、一時的には富裕層で消費が進むなど効果が現れたようですが、大きな効果はいまだ出ていません。2014年4月4日に掲げた2年で2%のインフレ目標は達成する見込みも絶望的です。

今回のマイナス金利政策は、日銀と銀行間の限定的な部分でマイナス金利を導入するもので、銀行が日銀に預けると金利を逆に支払わなければならないことから、日銀に預けていた分が市中の融資に回るものと考えられます。日本でも実施されるとは考えてなかったマイナス金利、どのような波及があるのでしょうか。

ところで、長期国債の利回りが最近マイナスになっています。低利回りがいつしかマイナス利回りになっていたわけです。住宅ローンの長期固定金利は長期国債の利回りに連動しています。来月2月の住宅ローン金利(長期固定金利)は今月よりも若干低くなる見込みです。

マイナス金利が導入されると住宅ローン金利が更に低下すると考えることもできます。しかし、逆に上がる目も存在します。今やっている目玉的な経済政策は奇策です。国民の暮らしが良くなるような経済成長を促すものではないような感じです。世界経済の中で窮地に陥らないための無理した政策でありそれなりに奏功していると思いますが、ゆがみ、ひずみが思わぬところで溜まって行く気もします。スイスではマイナス金利政策で住宅ローン金利が逆に上がったとの話もあります。

これから住宅ローンを組む人は、金利が上昇した場合のリスクを考えた上で自分の収入や将来的な収入動向を良く考えて、金利が低下している今でこそ取れる方法でローンを組むといいと思います。いずれにしてもどの金利型を選ぶかは自己責任であなた自身が決めることです。

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